地下鉄駅は車両からの冷房排熱や外気の流入などにより、冷房で消費するエネルギーが大きく、温熱環境の改善が課題となっています。 この課題解決を目指す取組みとして、再生可能エネルギーとデジタルテクノロジーを活用した、地下駅の新たな冷房システムの開発への挑戦を始めました。

2019年度から2021年度の3年間、環境省によるCO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の採択を受け、馬車道駅を実証フィールドとして、 現在使用している冷房消費エネルギーをゼロにすることを目指した様々な技術開発と実証実験に取り組んでまいりました。

本取組みは、脱炭素社会の実現へ向けたSDGsに資する取り組みとして、横浜SDGsデザインセンターと連携したパイロット事業にも位置付けられています。